よしりん先生の
登場です!
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今朝の朝日新聞の
「記者有論」というコーナーに
「皇室と五輪招致
なし崩しのIOC総会出席」
という記事があった。
皇室の政治利用について
警告する良い記事だ。
「憲法の象徴天皇規定から、
皇室は利害関係の
対立する一方にくみせず、
競争に参加しない
『公平の原則』を守ってきた。」
という指摘は正しい。
宮内庁は
「決まってからお出ましいただくのが筋」
と言っていたのだが、安倍政権は
宮内庁に圧力をかけて押し切ってしまった。
確かに高円宮妃殿下の
スピーチは素晴らしかった。
妃殿下は「皇室の政治利用」
に対する違和感も
ちゃんと表明しておられ、
一定の距離をとって、
五輪招致の積極的アピールは
避けておられた。
その微妙な配慮を
国民は全然わからない。
マスコミも
わからないから報じない。
五輪招致が決まったからといって、
結果オーライで済ませては
いけない問題はあるのだ。
「皇室の政治利用」にせよ、
「汚染水コントロール
・完全ブロックの大嘘」にせよ、
重大な問題がお祭り騒ぎに隠されて、
ズルズルとなおざりにされていくのを
見物しているわけにはいかない。
それでは民主主義の
基本である言論の放棄だ!
こんなマスコミや国民の体質では、
すぐファシズムや全体主義を容認してしまう。
最近はもう、産経新聞ら自称保守派に
「尊皇心」が欠け、立憲君主の意義も
わかってない状態になってきた。
朝日新聞らサヨクに「尊皇心」が
あるとは言わないが、少なくとも
立憲君主の意味はわかっている。
困ったことだ、まったく。